先輩インタビュー
保育士 原野 沙耶
子どもの成長を見られるだけでなく、私自身が経験できるところが魅力です
保育士
原野 沙耶
2014年入職
聖隷こども園 こうのとり富丘 勤務
静岡県磐田市
Q. 現在のお仕事内容を教えてください
1歳児20名を他職員と共に保育しています。子どもが今何をしたいのか、今どのようなことに興味があり、どのような活動が楽しめるのか、日々考えながら過ごしています。
Q. これまでの経歴を教えてください
聖隷こども園桜ケ丘に入職、2020年度・聖隷こども園こうのとり富丘に異動。
Q. なぜ、このお仕事に就こうと思われたのですか?
保育士になった理由は、二つあります。一つは、幼稚園の頃に大好きだった先生が「最後までがんばる子がチャンピオン」と“できる・できない”ではなく、その過程を大切にしてくれたことが今でも生きる力になっていること。 二つ目は母が保育士でいつも楽しそうに保育の話をしてくれたことです。保育士への憧れはありながらも、ピアノが苦手で諦めていると、母が「ピアノが苦手でも大丈夫」と言ってくれて保育士の道を目指し始めました。
Q. このお仕事の魅力はどんなところですか?
自分の関わりに応じて子どもがさまざまな反応をみせてくれることです。例えば、「子どもたちが今棚によじ登る姿があるから、何かよじ登れるものを準備してみようかな」といったように子どもに合った環境を考え、それに対して子どもがどのような反応を見せてくれるかがとても魅力だと思います。中には全然違う反応を見せてくれることも。大人が予測していなかった子どもの姿には発見がいっぱいです。
Q. 嬉しかったエピソードを教えてください
子どもの「イヤイヤ」に悩んでいた保護者の方の話を聞いたときに、「先生に話をきいてもらってから心が軽くなりました。」と言葉をいただいたことです。保護者が何に困り、悩んでいるのか、心に寄り添えているのか不安でしたが、話を聞けてよかったと思いました。 年長を担任していたとき、制作が大好きな男の子がいて、自分の家にあるストローを持ってきたり、男の子が使いそうなさまざまな廃材を持ってたりして、男の子と一緒に遊んでいました。 その子が卒園してから、保護者の方に「あの時に先生がとことん制作に付き合ってくれたから、今でも制作が大好きで、自信を持って取り組めることの一つとなっています」と教えてくれました。小さなころからその子の好きなことを一緒にできたことが嬉しかったです。
Q. 今後の目標(キャリアプランなど)があれば、教えてください
専門知識を増やし、現場のプロとなっていくことが私の目標です。私にはまだ子どもはいませんが、いつか子育てし、保護者の視点をも考えられることができる保育士になりたいです。
Q. 聖隷福祉事業団を選んだ理由を教えてください
聖隷こども園で学生の時にアルバイトをさせていただいているとき、保育は子どもと遊ぶだけではなく、子どもが1日を過ごすために掃除も大切だと教えてくれた職員と、子どもと一緒にすごく楽しそうに過ごしていたクラス担任の職員に出会え、保育のことも、人としてもきちんと指導してくれる聖隷福祉事業団に魅力を感じました。
Q. 聖隷福祉事業団の制度のなかで特に良かったものはなんですか?
研修制度がしっかりしていることです。その時に自分に必要な研修を受けることで、自分の仕事を振り返ることができ、次の意欲やキャリアアップへと繋がっていきます。また、研修ではさまざまな職種の方と繋がれることも魅力の一つです。
プライベートの
過ごし方
観葉植物を育てることが趣味です。家に小さな観葉植物コーナーがあり、私自身のお気に入りです。忙しい日もありますが、毎日観察しては、小さな若葉が出ると嬉しくなります。Mr.Childrenが大好きでライブには必ず応募しています。毎朝歌を聞いては、元気をもらっています。5年ほど前からダイビングやシュノーケルにはまり海の世界を楽しんでいます。魚が身近で見られたり、優雅に泳ぐ姿に時間を忘れてうっとりしています。